win11 25H2でまだ直っていない重要な問題にTCPスタックの不安定がある。
これによりWAN側での速度低下が起こっている。
私の環境で、fast.comの速度計測をしたところ、
上がり速度が1.8GBくらいで止まった。何度ためしてもこれ以上いかない。
しかし、USBにubuntu Liveをいれて起動し、同じくfastで計測したら、上がり速度が2.8GBくらい出た。
ということは間違いなくwin11が悪さしていると考えて良いだろう。
下りはnetsh interface tcp set global autotuninglevel=で変えていけばそのPCとプロバイダにあった値で設定できるが、
上がりは変動型のため、
netsh int tcp set supplemental template=internet congestionprovider=
でctcpやcubicなどに変更する必要がある。
しかし、この変動のところに問題が潜んでいてきちんと拡張できていないのが今回の原因だと言われている。
でもってこの送信幅は、自動的にOSが判断するため、手動で変更するコマンドも方法も提示されていない。
つまりはここを直して貰わないと上がりの速度はどれだけ頑張っても全く出ないのである。

